中国でドローンを飛ばす際に必要な登録とは|現地の電話番号取得方法を紹介

 ドローンを買ってはや1年以上が経とうとしています。

ドローンを買ったきっかけはドローンを片手にハネムーン旅行をいった夫婦の動画が衝撃的で、それをきっかけにすぐにビッグカメラにドローンを購入。
 
「僕も世界の絶景をドローンで撮るんだ」と、ドローンに胸を馳せてから一年、ドローンを持って、飛行した国は中国とフィリピンのみ。
 

 

 しかし中国で飛ばした経験を誰かにシェアすることで、今後中国にドローンを飛ばしに行く方のお役に立てるのではないかということで今回書かせていただきます。

 
特に今回はドローンの登録の際に必要な中国現地での電話番号の取得方法について説明します。
 
ドローンだけでなく、現地でシェアリングサイクルのサービス「ofo」や「mobike」を利用したい方にとってもお役に立てるのではないでしょうか。

登録が必要なドローンは250g以上

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まずはみなさんが持っているドローンの重さを確認しましょう。
中国で250グラム以上のドローンは事前にCAACのサイトでweb申請する必要あります。
ちなみに僕の愛用のDji Sparkは一見軽そうですが、余裕で250gを超えているので登録する必要がありました。

ドローンの重量が250gを超えていればCAACに登録が必要

ウェブサイトを中国語のみとなっており、また中国国内で使える電話番号必要など、申請が少し難しいのではないかと思われます。
 
しかし 、あるアプリを使うと中国国内の電話番号も簡単に取得することができます。
 
その前にまずはウェブ上での申請方法をお伝えします。
 
以下のサイトにログインすると、下の写真のようなページが表示されます。
 
 
どの項目がどういう意味なのか、わからないと思います。
以下のサイトがCAAC の登録方法について非常に分かりやすく解説しているので、情報の入力に関しては以下のサイトを参考にしてみてください。
 
必要な情報は、
  • ユーザーネーム
  • パスワード
  • 中国国内で使える電話番号
  • 文字認証
  • SMS認証
  • ユーザータイプの選択
などです。

eSenderを活用したSMS認証

ここで一番厄介なのは、SMS認証です。中国国内でしか使えない電話番号など持っていないし、SIMカードを買うにも、今使っているスマホSIMロックだからSIMカードを使えない、、。僕も中国に行く前はそのような状態でした。
 
 
実は中国のサービスでSMSでSMS代行サービスのようなものがあり、僕はそちらのサービスを利用して、なんとかSMS認証の壁をクリアしました。
 
ドローンだけでなく、mobikeなどのシェアサイクルなどを利用する場合もSNS認証は必要となりますので、知っておいてそんはないと思います。
 
手順は以下となります。 

1. wechatのアプリをダウンロード

中国で一番使われているメッセージアプリ、wechatをダウンロードをします。
 
基本情報を入力し、登録を完了させます。
 

2. eSenderをインストール

いつもLINEを使っている方は、いきなりwechatを使うと、使い方が全く変わっているので戸惑うかもしれません。僕も最初はかなり戸惑ったのですが、意外と簡単に登録できたのでご安心ください。
 
wechatの登録が完了し、アプリを開くと以下のような画面が出てくると思います。
 

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この画面下の「発見」をタップし、「検索」をタップします。
その際に表示される検索ボックスの中に「esender」と入力し公式アカウントをフォローをクリックします。

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そして上写真のような画面が表示されるので、
「易博通」>「登記開通服務」をタップ。

すると、中国の電話番号か香港の電話番号かを問われているであろう画面が出てくるので、「開通中國内地〜〜〜」を選択しましょう。

するとまたまた何か出てきますが、物怖じせず
一般〜〜〜〜」を選択します。
すると以下の基本情報入力画面が出てくるのでそれぞれの項目に入力していきます。
 

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以上のように情報を入力すると、eSenderから発行された電話番号が送られてくるので、その情報をCAACの電話番号の欄に入力すると、SMS認証がwechatのeSenderのアカウントから送られてくるので、その認証コードをCAACの認証コードの欄に入力すると電話番号問題は解決できます。

まとめ

準備なしで中国でドローンを飛ばすとなるとなかなかリスクですし、また国によってドローンに対する規制が大きく変わってくるので、事前に入念に調べることをお勧めします。
 
最初は面倒に感じるかもしれませんが、その作業を乗り越えると、待っているのは中国が生み出した雄大な絶景。その絶景を誰も見たことのない視点から見たいと思いませんか?
 
これから中国にドローンを飛ばしに行く方は今日の情報をぜひ参考にしてみてください。