【タイ】50cmのドクターフィッシュが群れる○○に行ってみた
さわでぃーか
タイで生活して2ヶ月が経ったころ、ある噂を耳にした。
"50cmのドクターフィッシュがいる「滝」があるらしい。
しかも… ……噛まれると、痛い。"
明らかにヤブ医者やないかと思いつつ、
バンコクから離れたところに行ってみたいと思っていたので行くことに。
そこはエラワンの滝という場所らしい。
今回5名で行くことにした。
toko(最近タイ人にビンタされ鼓膜が破れる)
miyu (会議で俺が上司に詰められている時、いつも爆笑している。)
ryosuke (出勤時、大きなトートバックとリュックでくる。)
Ms.Sugino(謎)
一同は朝8時に集合した。
tokoは「昨夜シンガポールからバンコクの便が遅れたから寝坊した」という言い訳から始まり、一同はためらいもなくtokoを置いていくことにした。
バンコクにあるvictoria monument からカンチャナブリまで、ミニバスに揺られ3時間。
狭すぎるあまり、ryosuke は青ざめていたが、miyuはすでに爆睡していた。
カンチャナブリ到着後、一同はtokoからの「今起きた」というLINEをシカトし、昼飯を調達することに。
たまたまオカマさんが経営するローカルレストランを見つけることに成功し、
そこで食べることにした。
昼食後、とりあえず有名な鉄道に行こうということで、ロットゥーをチャーターした。
そこの鉄道は世界第二次世界大戦の際に、日本軍が作った鉄橋。
しかし日本軍は3~5年かかるところを15ヶ月で作るように指示し、多くの命が奪われた。
そんな悲惨な歴史がある場所に訪れたとき、
tokoから「いま出た」というラインが来た。
バンコクのように忙しい都市から自然が美しいゆったりと場所に来るとやはり落ち着く。
しかし一同は早くも飽きたのか、宿泊先に行きたいなぁ…という雰囲気作りに注力し始めた。
しかしタクシーやロットゥーがなく、
1時間ほどヒッチハイクの親指を空高く突き上げ続けた結果、
市営バスに乗ることができた。後ろにはバス停があった。時刻通りだ。
一同は野良犬に追いかけられながらも無事宿泊先に到着し、
Ms.SuginoとMiyuは昼寝を始めた。
ryosukeは読書だ。
”わからない。ここにきてなぜ寝るんだ。なぜ読むんだ。”
その後tokoが到着し、全員でムーガタというタイ式焼肉を食べることにした。
バイキング形式になっていて、肉、海鮮、揚げものなど取り放題だ。
寿司もあったが、ハエがたかりすぎて寿司ネタが見えなかった。
晩御飯後、プールで泳ぎたいとmiyuが言い出し、
夜にゴキブリの死骸が浮くプールに入った。
そしてガチで競泳し、ryosukeが最下位だった。その日は終了した。
【 二日目 】エラワンの滝
僕は風邪をひいた。
昨日のゴキブリプールのせいか、と思いながら滝へ行く準備を始めた。
カンチャナブリバスステーションからバスで1時間半、
バス出口付近に座っていた僕は”いつドア締めるんだろうか。”
と思いつつ気づけばバスは順調に出発していた。
行きの途中バスがいきなり止まったかと思うとそこは運転手の家らしく、
彼は嬉しそうに退勤した。
なんだかんだで、エラワンの滝に到着。
なるほど、タイには秘境があったのか。
そこはゼルダにも出てきそうな滝があり(ゼルダやったことない)、
どうやらタイ人にも人気のスポットのようだ。
エラワンの滝には7つの滝があり、
一番上のLevel7の滝が最高に綺麗らしい。
早速登ることにしたが、なかなかきつい。
汗だくになりながらもLevel.7に到着。
早速エラワンの滝に癒されるべく足を入れると、
「イダッ」
ヤブ医者フィシュが一斉に診断を開始したのだ。
エラワンの滝の医療制度改善の必要性を感じながらも、マイナスイオンをどっぷり堪能した。
バンコクから1泊2日で気軽に行ける場所なので、
バンコクに訪れた際はぜひ行ってほしい。
よい休日だった。